釣行情報 | |
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釣行日 | 2025年9月26日(金) |
時間 | 11時00分〜21時30分 |
潮回り | 中潮 |
9月12日に初めてタチウオ釣りに行き、アタリ、引き、そして食味に、すっかりハマってしまった。
友人にも話すと、ぜひ釣りたいとのこと。
筆者自身もタチウオ釣りは大・大・大ウェルカムなので、休みを合わせて、横須賀にある海辺釣り公園へ一緒に行くことにした。
到着、そしてダツの群れ

筆者は一応場所取りを考えて、全休にした。
友人は午後休なので、後から来る。
釣り場に到着したのは、午前11時。
平日で、完全に日が上り、青物の期待も薄くなるこの時間は、さすがに空いている。
海に目をやると、何やら細長くて大きい魚がウヨウヨ。
うーきたん、これはダツだ。
ただ、「ダツを釣ってどうすんの?」という気持ちがあったので、まずは胴突き仕掛けでカワハギを狙う。
エサは業務スーパーの冷凍アサリだ。
仕掛けを足元に投入。
…あれ、アタリがないぞ。
まさかの展開に少し困惑したが、かと言って青物って感じでもないので、とりあえず続行することに。
少し投げつつ、いろいろと探ること1時間。
急に「ガツン」という強いアタリが出た。
よし来た!と合わせるが、乗らなかった。
ハリには掛かりそうなサイズのアタリだったが、不思議だ。
エサを付け直して、何度か同じ場所を狙っていると、再び強いアタリ。
合わせると、今度は乗った。
そこそこの重量感だ。そして引く。
なんだなんだと期待して上がってきたのは…

おぉ、カサゴ。
しかも海辺釣り公園のルールである「15センチ」は超えている。
お味噌汁に良いかなと思ったので、キープすることにした。
気が変わり、青物狙いに変更
エサであまり反応が出ないので、何か別の釣りをしたくなった。
とは言っても、サビキとかウキとかは持ってきていないので、まぁジグサビキかなという感じ。
ショゴあたりが釣れてくれたら最高だ。
第一投、少し沈めてただ巻きをしていると…
あ、ダツが追ってくる。
第二投…やっぱりダツが追ってくる。
そうじゃないんだよなーと思いつつ、追ってくるなら釣ってみるか?という気になってきた。
ダツ狙いで表層を巻いてくると、やっぱり追ってくる。
が、なかなか食わない。
「一丁前に見切りやがって!」
という生意気な心の声を聞きながら、色々試してみる。
どうやら巻くスピードが遅いとルアーを見切るようだ。
傾向が掴めてきたので、高速のただ巻きを試してみる。
すると、小さめのダツが釣れた。

確か今まで釣ったことがなかったので、食べてみようかと思ったが、可食部が少なそうだったのでリリース。
その後もダツとの攻防を繰り返していると…

おそらくダツにしては小さいんだろうけれど、そこそこなサイズが釣れた。
可食部もそれなりにありそうだったので、このダツはキープすることにした。
友人と合流、談笑しながら夕マヅメに
そんなこんなで、半休を取った友人が海辺釣り公園に到着。
身の上話を聞いたり、テンヤにキビナゴの付け方をレクチャーしたり、メタルジグを投げたりして遊んだ。
特に何も釣れないまま、日は傾き…
16時30分頃から、2人ともタチウオ狙いに切り替えた。
友人はワームで、筆者は陸式アンチョビミサイル28gを使ったワインド。
ルアー自体に重量があることもあってか、ワインドの操作がめちゃくちゃ大変。
ずっとやってるとムキムキになりそうだった。
やり方を間違えてるのかもしれない。
1時間くらいして肩がパンパンになったが、まだ時合でもなさそうだったので、ワームに変更。
使うのは、イッセイ海太郎 カタクチワームセット21g #012 グローだ。
どんな動きか足元で試してみると、ワームの動きがなんとも艶かしい。
釣れそうな感じはするが、太刀魚はまだテンヤでしか釣ったことがないので、半信半疑。
とりあえず暗くなるまでの繋ぎと考えて、ただ巻きしながら友人と談笑。
30分くらい投げ続けたところで、いきなりガツンという強いアタリ!
合わせると、しっかり重さが乗った。
「うわ、マジで掛かったよ!」
とヒットに驚くと同時に、その重さにもビックリ。
経験は少ないながら、これまで釣ってきたタチウオとは1ランク違った重さだ。
慎重に手前まで寄せてくると、最後のツッコミ。
ドラグが出るほど強烈なパワーだ。
それをいなして浮かんできたのは、見事なタチウオ。
しかしなんだか、ルアーが見えない。
そしてリーダーとタチウオの位置が異様に近い。
これはヤバいと思い、すぐにドラグを締めてぶっこ抜いた。

デカい。
F4のタチウオだった。
で、このタチウオ、なんだか口が開きっぱなしだ。
おまけに、やっぱりルアーが見えない。
と思ったら、

カタクチワームセットを丸呑みしていた!
テンヤでもこんな釣れ方したことないので、カタクチワームセットには本当に恐れ入った。
そして意外なことに、リーダーはそこまで傷ついていなかった。
が、傷が入っていたことは確かなので、急いでぶっこ抜いたのは正解だったと思う。
フロロカーボンの5号なら、やっぱり結構戦える。
日が暮れて、タチウオ本番!
かと思ったが、意外や意外、18時頃に周りで数匹釣れたが、筆者と友人には釣れなかった。
友人にはぜひ釣ってもらいたいという気持ちを抱きながら、2人でテンヤを投げ続けるも、反応なし。
改めてカタクチワームセットを投げてみたところ、なんとアタリが出た。
掛かりこそしなかったが、エサを巻いたテンヤよりも反応が良いルアーって、かなりすごいぞ。
ただ、その後は続かず…
諦めかけた20時半頃、友人が「き…た!」と。
見ると、竿がしっかり曲がっている。
もうね、こうなると自分が釣れた時よりもドキドキする。
ぶっこ抜くにはドラグが出過ぎている感じだったので、ドラグを締めるよう伝えた。
そして…見事、初タチウオゲット!
食べ応えのあるF3のタチウオだ!
が、こんな時こそ冷静に。
危ないのでハサミで脊髄を斬り、その後は血抜き。
少し経ってから写真をパシャリ。
載せはしないが、我ながら良い写真が撮れたと思う。
そして、そこからちょっとした時合に突入!
テンヤでポツポツとアタリが出るようになった。



タチウオの釣果は、最終的に4匹となった。
1匹は友人に譲り、21時30分頃に納竿とした。
まとめ

タチウオは、釣って楽しい、食べて美味しいで、かなりの好ターゲットに思える。
江ノ島の裏磯でも釣りたいが…潮の干満、波、日没時間を考えると、安全に釣行できる日が少ない。
となると、タチウオ釣りは海辺釣り公園がベストかなぁと思える。
いやしかし、丸呑みにされたカタクチワームセットはすごい。
魚種 | 匹数 |
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カサゴ | 1匹 |
ダツ | 2匹 |
タチウオ | 4匹 |
おまけ
持って帰ってきたダツを捌いたら、脂がすごいことになっていた。

尻尾や背中は刺身で、腹身は骨ごと素揚げにして食べたところ、なかなか美味しかった。


まぁでもやっぱり、食べる部分は少ない。
タチウオは、刺身・炙り刺し・酒蒸し・塩焼き・天ぷら・蒲焼きなどにして食べた。
どれも美味しいが、今回は蒲焼が特に良かった。

そして、「スーパーで買ったタチウオと味が全然違う!めっちゃ美味い!」と、友人も驚いていた。
釣れて良かった!