釣行情報 | |
---|---|
釣行日 | 2024年9月26日(木) |
時間 | 19時〜22時 |
潮回り | 小潮 |
海に行きたい
平日の仕事帰りだったが、この妻の一言で急遽エギング釣行が決まった。
直近で雨が降っておらず、小潮で、風も弱め。
状況的には、自分が考え得るベストに近い。
今年初のエギング釣行ではあるものの、「釣れそうかな」という気はしていた。
が、まさかこんなことになるとは…
釣り初心者、エギング未経験の妻がいきなり…
今日の釣り場は、湘南大堤防。
昨年、自分が人生初のアオリイカを釣った場所だ。
自分は道具のセッティングを進め、妻は海を眺めている。
エギをセットして、一投目。
…特に異常なし。
二投目、三投目としてみるも、やはり反応なし。
「まぁ、そんな簡単に釣れないか」
突発釣行ということもあり、今日は釣れなくてもいいかなと思った途端、妻にもエギングというものを体験してもらいたくなった。
妻には数回ほど餌やサビキを使ったファミリーフィッシングの経験があり、糸を結んだりキャストしたりといった『釣りの基本』は身についている。
しかし、エギングのような本格的なルアー釣りは未経験だ。
そんな妻に、シャクリやフォールといった基本動作を伝えて、あとは自由に楽しんでもらうことにした。
「ぽーん」
なんの問題もなくキャストできる。
初エギングのため、シャクリ方に多少のぎこちなさ(と、道具を壊しさないようにという慎重さ)はあるものの、経験としては、やはりなんの問題もないだろう。
「え?え?」
エギング初挑戦の3投目、隣にいる妻の様子がおかしい。
明らかに竿が曲がっていて、妻が自分に竿を渡してきた。
「あ、根掛かりかな?」
と思って巻いてみると、ズシンという重さはあるものの、リールはしっかり巻けた。
間違いない、イカがついている。
しかもサイズも良さそう。
かなりの驚きと、釣り上げたさで思いっきり動揺したが、去年の釣行で得た教訓を思い出した。
『エギングは、イカを掛けたら真顔になること』
(心だけ)スッと真顔になり、「このまま竿立ててゆっくり巻いてきてね」と伝え、妻に竿を返す。
リールを巻き続ける妻。
そのうち、「ブシュ」っという水飛沫と共に、イカが水面から顔を出した。
内心、自分の心臓はバクバクだった。
「ゆっくり巻いて、壁にぶつけないように上げてきて」
「そうそう、そしたらこっちに上げてみて」
きっと妻もすごく心臓バクバクだっただろうが、冷静に対処した。
そして、
やったー!よっし!さすが!
と、周囲を憚らずに声を上げたのは自分だった。
正直、自分で初めてアオリイカを釣ったときよりも、感動が激しい。
平気で10倍以上の嬉しさがあった。
魂の底から、心が湧き立つような感覚だった。
その後、自分も1杯追加
妻が釣ったのと比較すると、だいぶ可愛いサイズ。
とはいえ、2024年初のアオリイカなので、持ち帰って美味しくいただくことにした。
ちなみに、本日のヒットエギは、エギ王Kの2.5号。
ただ、どこかで拾ったエギなので、正確なカラーはわからない。多分ローズゴールド?
ボロボロでもしっかりと釣果につながる、エギ王Kの実力は計り知れない。
妻、エギングにハマる!?
運良く自分も1杯釣れたので、妻にまたやってみたいか聞いてみると、「やってみたい」とのこと。
タックルは1つしか持ってきていなかったので、代わりばんこでやることにした。
3投で1杯目を釣った妻だが、やはりそうポンポンとは釣れない。
自分の番になって、先ほどと似たようなサイズのイカが追加できた。
イカのことだか、エギのことだかを自分が話していると…
「ふーん、やっていい?」
妻、どうやらエギングにハマったようだ。
まだ慣れていないので、両手で頑張ってエギを動かしている。
すると…
きたかも!
エギング初挑戦にして、アクションから取り込みまで1人で完結できるようになってしまった。
1日にして2杯のイカを釣り、妻はすっかり大満足!
その後、筆者にも「釣りをしっかり楽しんで欲しい」とのことで、思い切り楽しませてもらいつつ2杯追加。
明日も平日で仕事があるため、22時を過ぎるかどうかというところで納竿とした。
2024年9月26日の釣果
魚種 | 匹数 | サイズ | 釣り方 |
---|---|---|---|
アオリイカ | 5杯 | 未計測 | エギング(エギ王K 2.5号 ローズゴールド) |
後日談…
やはり妻はエギングにハマったようで、この釣りの翌日、さっそくタックルベリーに行って、妻専用のエギを買った。
「イカ釣り行きたい!」とも言っているので、妻がこのエギでイカを釣るのが、今からとても楽しみだ。