釣行情報 | |
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釣行日 | 2025年3月20日(木) |
時間 | 8時20分〜14時00分 |
潮回り | 中潮 |
前回の釣行でバラしたサゴシ。
そのリベンジのために、江ノ島の裏磯へ向かった。
今回は、
- ジャッカル メタルエフェクトサゴシチューン 40g
- ジャッカル フラッグトラップブレード 60g
という2つの新しい武器を加えて、準備は万全!
だったのだが…
8時20分に裏磯へ到着、人が多い!
前回、11時頃に到着した時はガラガラだったが、朝はやはり人が多いようだ。
前回の実績があるのでクッツキバカに立ちたかったが、すでに複数の釣り人が見えたので諦めた。
大平には複数のカゴ釣り師がいたが、幸いボラ場に空きがあったので、そこへ入ることに。
ちなみに、今日のタックルはこちら。
ロッド | メジャークラフト ソルパラ SPX-1002LSJ |
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リール | ダイワ フリームス LT4000-CXH |
メインライン | シーガー PE X8 1.0号 |
リーダー | デュエル 魚に見えないピンクフロロ 船ハリス 5号 |
まずは前回アタリがあった、ドラッグメタルキャストの40gから投げる。
前回のロッドは9フィート6インチ、今回は10フィートなのだが、あまり飛距離は変わらないような…
まぁ、とりあえずそこそこ飛んでいるので、着底を取って高速巻きでサゴシを誘う。
が、反応なし。
鳥山やライズなども確認できない。
サゴシ用の新ルアーを試してみるも
今回の釣行用に用意した、メタルエフェクトとフラッグトラップブレード。
どちらも高速巻きで動きが破綻せず、ブレードがいい感じに誘いを入れてくれているような感じがする。
両者には20gの差があるものの、40gのメタルエフェクトのほうが飛ばしやすい。
やはり、ロッドのMAX重量だと飛ばすのが少し難しいようだ。
さて、飛距離も出るしアピールもしてくれるのはありがたいのだが、肝心のアタリがない。
他のメタルジグやモンスターショットも投入してみたが、やはり反応は出なかった。
ちなみに、ルアーを底に落とすと、褐色の藻みたいなものが付いてきた。

タイラバを使ったマダイやホウボウ狙いも不発
サゴシの反応が得られないので、タイラバに変更。
30gなのだが、これは前回使った96Mのロッドのほうが飛距離を出せた気がした。(風の影響もあるかもしれないが…)
底を取り、7回転くらいただ巻きして、フリーフォールで底を取り直す。
…反応なし。
飛距離も出せなかったので、早々にメタルジグに変えて、ホウボウを狙う。
底をネチっこく攻めると、釣れることがあるらしい。
自分なりに試してみたが、こちらもやはり反応が得られなかった。
万策尽きたと思った、その時
いろいろなルアーを使って、サゴシ、マダイ、ホウボウと狙ってみたが、すべて不発。
いったん休憩しようとトイレへ行って帰ってくると、近くにいたルアーマンがヒラスズキを釣っていた。
「おー、いるんだ」
と思いつつ、初志貫徹ということで、サゴシを狙い続ける。
ちょっと波が高くなってきた。
べんてん丸も、風と波の影響で、早く終了するらしい。
それから30分くらい経った頃だろうか。
急に足元で小魚がブワッと跳ね出した。
よくみると、水中でも小魚が高速で右往左往している。
なんだろう、イナッコ?
とにもかくにも、明らかに何かに追われている感じだった。
「ヤベェ、これ絶対いるわ」
と、自分の足元にもヒラスズキがいることを確信。
ネットで調べると「これで釣れなければそこにヒラスズキはいない」「ただ巻きで誰でもシーバスが釣れる」と書いてあった、
- カルディバ 静ヘッド5g
- マーズ R-32
に、急いで変更した。
半信半疑の一投目
波が高くなり、近くにサラシができていた。
R-32はサラシが無くても釣れるらしいが、どうせ投げるなら、サラシの中だろう。(初めてなので、たぶんなのだが…)
前回の釣行では、クサフグにかじられるだけだったR-32。
なので、正直、半信半疑だった。
一投目。
5gのジグヘッドだが、今日のライトショアジギング用のロッドでも、サラシの先に落とせるほどの飛距離が出た。
ひと安心で、ゆっくりただ巻きしてくる。
「うーん、やはり反応なしか」
と、思ったその時。
ピックアップ直前で、足元からガバッと魚が飛び出してきた!
一瞬の出来事に驚く間もなく、ロッドにガツンと強烈な重み。
「うわうわうわ!マジで出た!」
と慌てながらも、前回の教訓を生かして、すかさずランディングネットに手を伸ばす。
そこから先は、あまり覚えていない。
気づけば、ネットの中に、銀色のイケメンが鎮座していた。
新しく買ったフィッシュグリップを使い、クーラーボックスに乗せて撮影した。

体高が高く、明らかに美味しそうなヒラスズキ(サイズ的にヒラフッコかな)。
血抜きと脳〆を済ませて、クーラーボックスにイン。
釣れたのも嬉しいが、この美味しそうな魚を食べられるのも嬉しい。
そこから1時間のフィーバータイム突入
サクッと1匹目が釣れたので、もしかしたら続くかもという気持ちがあった。
R-32は先ほどの1匹で破壊されてしまったので、新しいワームをセットし直す。
そして、ふたたびサラシの中を、ゆっくりただ巻きしてくる。
すると、まぁアタるアタる。
2〜3回に1回はガツンとアタリが出る。
1回投げて2回アタリが出たこともあった。
しかし、ライトショアジギングロッドで硬いからなのか、なかなか乗らない。
たまに乗ったと思ったら、下に突っ込むような強烈な引き。
楽しい、楽しすぎる!
ワームのズレを直したり、新しいものにセットし直したり、ハリが折られたのでジグヘッドを交換したり。
エラ洗いでバラしたり、エラ洗いをいなしたり、たまに魚をタモ入れしたり。
気づけば、1時間で3匹のヒラスズキを釣り上げていた。
この時間で、バイト自体は10回以上あったように思う。
6本あったR-32は、ほとんどが破壊されてしまった。
最後の1本、コツンという小さなアタリが出たものの、歯形がフグっぽい感じ。
テールがなくなった最後のR-32を投げてみたものの、ヒラスズキから反応が得られなくなったため、14時に納竿とした。
持ち帰ったヒラスズキのお腹、パンパンに詰まっていたのは
持ち帰ったヒラスズキを、さっそく捌いてみる。
脂肪たっぷりの内臓にも目をひかれたが、それと同じくらい、食べていたものにも目をひかれた。
喉の辺りから、すでに大量のカタクチイワシが溢れていたからだ。
もちろん、胃袋にもパンパンのカタクチイワシ。
足元で逃げ惑っていたのは、カタクチイワシだったようだ。

まとめ

サゴシリベンジはかなわなかったが、思わぬ釣果が得られ、非常に楽しい時間を過ごせた。
そして、シーバス最強ルアーといわれるR-32は、本当に最強だった。
状況にもよるのだろうが、10バイト以上、3キャッチだったので、まぐれということでもないだろう。
少なくとも自分は、
- カルティバ 静ヘッド5g
- マーズ R-32 レッドヘッドパールホロ
この組み合わせを、圧倒的な信頼感をもって投げられるようになった。
魚種 | 匹数 |
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ヒラスズキ | 3匹 |
新鮮なヒラスズキなので、もちろん最初は刺身でいただいた。
釣りたてだが、モチモチとした食感と、さっぱりした味、そして少しの脂感が非常に美味しい。
河口で釣ったマルスズキと違って、臭みは全くない。
お酒と一緒にうまいうまいと食べていたのだが、2匹目を食べた後に、お腹の調子が崩れた。
酒の影響かなと思ったが、なかなかお腹のゴロゴロが治らない。
不思議に思いながら、またヒラスズキの刺身を食べようとしたところ、身に白いプチプチがある。
これはたぶん、河口のマルスズキにもいた、クドア・イワタイのシストだ。


お腹のゴロゴロは、おそらくこいつが原因だろう。
サク取りした刺身は冷凍庫に入れ、あとの身も、加熱調理で食べることにした。