釣行情報 | |
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釣行日 | 2024年9月28日(土) |
時間 | 21時〜翌朝7時 |
潮回り | 中潮 |
先日の妻との釣行から2日後、今度は友人とエギングに出撃した。
一緒に行った友人は、仕事に子育てに…と充実した日々を送っていて、反面、なかなか釣りに行けない日々を過ごしている。
昨年からエギングに興味を持っていて、道具は揃えていたものの、なかなか釣りには行けていなかった。
だからこそ、お節介ではあるが「なんとしても釣って欲しい」という気持ちが自分の中にあった。
まずはイカの存在を確認したい
「昨日はバンバン釣れたのに、今日はさっぱり釣れない…」ということも少なくないのが、釣りというものだ。
幸い、先日の釣行から雨は降っていない。
とはいえ、だからといってイカがいる保証も、どこにもない。
タックルをセットし、さっそく釣りを始める。
2日前に5杯釣れた『エギ王K 2.5号 ローズゴールド』を試してみるも、今日は不発。
「あれ、ヤバいか?」
と思いながら、エギを変えまくること、約50分。
「コッ」という小さな手応えに合わせると…
そこそこいいサイズのアオリイカが、触腕1本で上がってきた。
何はともあれ、今日もアオリイカはいる。
イカはいるので、やっていれば釣れると友人に伝え、ヒットパターンを探ることに。
1杯目が釣れたエギ『SHIMANO セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.0号 ピンクチャート(下地グロー)』を投げていると…ヌッと小さな重さが乗り、100gくらいのイカが釣れてくれた。
在庫を補充しようとAmazonで『クリンチ ピンクチャート』を調べてみたところ、売っていない。調べたら廃盤になったカラーのようだ。
「今日はグローかもしれない」
そう友人に伝え、さらなるお土産確保のためにエギをキャスト。
今日は追い風で、キャストもシャクリも、すごくやりやすい。
そのうえ、気温もちょうど良く、「いつもこんな感じならいいのになー」と思っていると、突如「ポン!」というイカパンチが。
合わせると、しっかり乗ってくれました。
サイズは小さめながら、2.5号で釣れた先日のイカとは、全体的に少しサイズアップしている。
エギのサイズを大きくしたからかもしれない。
さらにもう1杯追加できたものの、友人からは嬉しい報告が上がってこない。
時間が過ぎ、風も少し冷たく感じられるようになってきたところで、その時はやってきた。
大きく曲がる友人の竿!初のアオリイカGETなるか!?
「ん?釣れてるかも」
意外なほど冷静な友人。
ゆっくり巻いてくるが、ドラグが出っぱなしの状態だ。
自分が「ドラグ緩いんじゃない?」と言ったが、あながちそうでもなかった。
いや、確かにドラグは緩めだったかもしれない。
しかし、友人が慎重に引き上げたイカを見て、間違っていたのは自分だと分かった。
イカがデカかったのだ。
うおー!でけぇ!いやこれはデカい、やったな!
300g以上はある、肉厚の立派なアオリイカだった。
こんなのを湘南大堤防(この時は水面が5m下くらい?)で引き上げたのだから、それはドラグも出まくる。
ちなみに、友人は翌日、家族とバーベキューをやるらしい。
このイカをサッと締めて美味しく食べて欲しかったのと、自分もすごく興奮してしまったいたのとで、写真を撮り忘れてしまった。
だが、友人にとって1年越しのイカ。しかも、新子の中ではMAXに近いのではないかというサイズ。
釣れて本当によかった。
その後、ありがたいことに、自分にもデカいアオリイカが
友人が釣れて安堵していた矢先、自分の竿にもズシンという重さが。
「これは今までで最大サイズかもしれない。」
そう思いながらイカを取り込もうとする。が、上がってこない。
さっきの友人とまったく同じ状況だ。
ドラグを締めるとラインが切れそうで、でも緩いままだと引き上げられない。
そうこうしているうちに、友人がタモを用意してくれた。
そして、無事ネットイン。本当にありがとう。
友人が釣ったイカよりも、少し小さいかもしれない。
しかし、このイカもなかなかに立派だ。
サクッと締めて、しっかり冷えたクーラーボックスにしまった。
1人でイカ釣り続行、バラシからのキャッチ成功!
この日も、友人は午前中に子供とピクニックしていて、疲れが溜まっていたらしい。
いいサイズのイカのお土産が確保できたこともあり、車の中で仮眠することとなった。
自分はせっかくの機会なので、そのまま釣りを続行することに。
バンバン釣れるわけではないが、150gくらいのイカが、ちょいちょい釣れ続ける状況だった。
そんな中で、「おや?」という出来事が。
エギをしゃくった後に、ラインがなかなか張らないのだ。
もしやと思って合わせると、一瞬のズシンとともに、フッとテンションの抜ける感覚があった。
「あ、これ抱いてたわ」
そこまで盛大に掛かったわけではないので、なんとなく、同じコースを通せばまた抱いてくる気がした。
すかさず投げてみると…
釣れた。
でも、さっきの重さからして、抱いていたのは、おそらくこの個体じゃない。
サッと締めて、また同じコースを通してみる。
すると今度は、ラインがグーっと引き込まれる感覚が分かった。
合わせると、さっきと同じズシンとした重量感。
なにか印がついている訳ではないので違うかもしれないが、個人的には、さっきバラした個体だと直感した。
そして、やはり重い。
友人がタモ入れしてくれたイカと同じくらいの重さかもしれない。
しかし今回、友人は車の中で仮眠中だ。
「やるしかない」
と決心し、ドラグを締めて引き上げることに。
そして…キャッチ成功!
足全体がエギに絡みついていて、「もう逃すまい」というイカの気迫が伝わってくる。
というか、
もはやカンナに掛かっていない。
いや、掛かっているのかもしれないが、それ以上に完全にエギを抱き込んでいる。
この個体がさっきバラしたイカであると、直感が確信に変わった瞬間だった。
夜明け、のち、メッキ(カスミアジ)
そうこうしているうちに、時刻は朝3時に。
さすがに疲労が溜まってきたので、カロリーメイト(フルーツ味)を食べつつ、アイスコーヒーで休憩。
イカを十分釣ったこともあり、空が白んでくるまでロックフィッシュを狙うことに。
が、おなじみのブラクリ+サバ餌で全く反応なし。
友人が起きてきて、夜明けを迎えると、沖の方が少し騒がしい。
「何か青い系の魚がいるっしょー」
と思って弓角を投げてくると、一投目で「ゴツッ」。
疲労と眠気で現場では写真を撮り損ねてしまったが、そこそこ良いサイズのメッキ(カスミアジ)だった。
お刺身要員として持ち帰ろうと処理していると、同じく弓角を投げていた友人が「キタ!」と。
しっかり寝て元気になったのか、さっきのアオリイカよりも感動が強そう(笑)
釣れたのは、同じくカスミアジだった。
その後、イカの反応も青物の反応も無くなったため、7時くらいに納竿となった。
2024年9月28日の釣果
魚種 | 匹数 | サイズ | 釣り方 |
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アオリイカ | 7杯 | 100g-310g | エギング(SHIMANO セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.0号 ピンクチャート(下地グロー)) |
カスミアジ | 1匹 | 18cm | 弓角 |