釣行情報 | |
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釣行日 | 2024年11月10日(日) |
時間 | 9時〜16時30分 |
潮回り | 長潮 |
江ノ島のアオリイカは、数が出なくなってきている。
ライトゲームも、前回の釣行でまだ厳しいことがわかった。
ということで、今回はエサ釣り。
カワハギ釣りと、かねてよりやろうと思っていたフカセ釣りに挑戦することにした。
一応、根魚の調査もかねて、エサは次のものを持って行った。
- 業務スーパーで買った冷凍アサリ(昨年の余り)
- オキアミ
- サバの切り身
場所は湘南大堤防。
人が入れる場所が多いのと、いろいろな魚種が狙いやすいので、最近はここに来ることが多くなっている。
朝9時に到着。まずは根魚のチェック
持ってきたタックルは、磯竿とベイトタックル。
ベイトタックルは使っているだけで楽しいので、まずはこれを使って根魚の調査をすることにした。
いつもの自作ブラクリに、エサはサバの切り身だ。
さっそく投げてみる。
コツコツ…という小さなアタリがある。
合わせてみると、乗った!が、かなり軽い。
上がってきたのは、とても小さなカサゴだった。リリース。
その後、もう一投してみるが、アタリなし。
朝の貴重な時間ということもあり、胴突き仕掛けに変更することにした。
カワハギ狙いの胴突き仕掛けで釣れたのは…
使ったのは、ハヤブサの『ギンギラギンカワハギ』という仕掛け。
カワハギ仕掛けだけあって、ハゲ針が採用されている。針数は3本だ。
エサのアサリを付けて、海にドボン。
すぐさまアタリがある。
うーん、やっぱり今日は調子が良さそう。
というか、この時期はルアーよりエサに軍配が上がるかもしれない。(どの時期も同じかもしれないけど)
小さなアタリを掛けてみると…
小さなニシキベラだった。
大きければ持って帰ったが、これは小さいのでリリースすることにした。
再度エサをつけて投入。アタリが絶えない。
次に釣れたのは、こちらもリリースサイズのササノハベラ。
どの魚も基本的にアタリは小さい。
なので、だいたい小型の魚だろうと自然に思ってしまう。
そんな中、掛けた瞬間にズシンという重さが。
「本命のカワハギか⁉️」
と胸が高鳴る。
が、海面から姿を現したのは…
ハコフグだ。毒があるのでこちらもリリース。
見た目こそ可愛いが、やたらと重く、針が開いてしまった。
ペンチで針を直して再度投入。次に上がってきたのは…
ハコフグだ(笑)
2連続のハコフグ。しかも同じようなサイズ。
さっきと同じ真ん中の針に掛かっていて、また針が開いてしまった。
その後、極小キタマクラと、ダメ押しのハコフグが釣れた。
これだけ多様なフグやベラが釣れるのだから、カワハギも居そうなものだが、今回は釣れなかった。
「もういっそ、飲ませる勢いで放置したらどうなるかな?」
と考えてやってみると、グググッと強めのアタリ。
なんと、イシダイの幼魚(サンバソウ)が釣れた。
小さいのでリリース。
その後、近くで急にナブラが湧いた。
追っている魚の魚体が小さそうなので、おそらくメッキだろう。
急いでスピンテールジグに付け替えるも、反応はない。
釣り場のスペースに余裕が出てきたので、フカセ釣りに変更することにした。
ベイトタックルを置いて、2号5.3mの磯竿を手に取る。
フカセ釣りは幸先の良いスタート
筆者、フカセ釣りは初挑戦だ。
仕掛けや釣り方は動画で見ていたので、思い出しながらセッティング。
リールに近い方から順に、
- ウキ止めウーリー
- シモリ玉
- 丸型のウキ(2B)
- からまん棒
- ガン玉(3B)
- ヨリモドシ
- ハリス(1.5号)
- グレ針(6号)
という仕掛けを作った。
それぞれの役割を考えながらセッティングすると、間違えにくいし、何より楽しい。
エサを潮になじませないとメジナは釣れないと聞いたので、水中でフワフワとするように、ウキ下は2ヒロ(3m)くらいにした。
ガン玉は1ヒロくらいのところに打った。
これがグレ釣り的に長いのか短いのかはわからないので、ここは完全に感覚。
エサはオキアミだ。
尾っぽの羽を取って、こんな感じにセットした。
完全に見よう見まね+感覚である。
が、なんとなく釣れそうな感じもする。
仕掛けをフワッと放り投げた。
2Bのウキに対して、浮力より重い3Bのガン玉を付けたのだが、しっかりと浮いてくれた。
とりあえず、第一関門は突破だ。
…と安心していると、なんとウキがスーッと沈んでいくではないか。
合わせると、乗った!
そこまで大きくはなさそうだが、ちゃんと魚が付いているのがわかる。
上がってきたのは…
うおー!メジナだ!
小さいが、これは確かにメジナである。
一投目であっさりと釣れてしまったが、やはり狙った魚が釣れるのは嬉しい。
しかも仕掛けセットでなく、自分で組んだ仕掛けで。
が、どうやら針を飲んでしまったようだ。
ウキが沈むまで1分もかかっていなかったと思うので、仕掛けを投入した瞬間に食いついたのだろうか。
出血していて、このまま逃しても持たなそうだったので、持ち帰って食べることにした。
続く二投目。
仕掛けを投入した直後、ふとよそ見をしたら、ラインが強烈に引っ張られた。
慌てて竿を立てると、先ほどよりかなり強い引き。
水中でギラッギラっと魚体が光る。
「クロダイか?」と思ったが、その正体は、サイズアップしたメジナだった。
個人的に「魚」って感じのサイズだったので、これもお持ち帰りすることに。
どうやら仕掛けやタナが合っていたようで、断続的にメジナが釣れ続けた。
その中には、オナガメジナの姿も。
大きめのと、針を飲んでしまったメジナは持って帰ることにした。
そうでない小型のメジナはリリース。
そのほかには、ベラ、アイゴ、イシダイの幼魚(サンバソウ)が釣れた。
釣れたサンバソウを眺めていたら、なんだか味が知りたくなったので、持って帰ることにした。
アイゴはそこまで大きくなかったのと、毒針の処理にイマイチ自信がなかったので、リリースとした。
日が傾いてきてアタリが遠のいたので、16時半に納竿。
楽しくて、6時間以上、ほぼ立ちっぱなしだった。
やはり、アタリの多い釣りは楽しい。
帰り道には足がガクガクしていたが、心地よい疲労だった。
まとめ
一言でいうと、非常に楽しい1日だった。
まずベイトタックル。これは使っているだけで本当に楽しい。
バックラッシュせずに飛距離が出るだけで嬉しくなる。
あとは、自分で用意した仕掛けで狙った魚が釣れるのは、やっぱりとても良い。
長い竿を扱うのは大変だが、ウキ釣りも面白いなぁ。
大きめのメジナは刺身に、小さいメジナとサンバソウは煮付けかな。
刺身は皮を炙ってみようと思う。お味の方も楽しみだ!
魚種 | 匹数 |
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メジナ | 9匹 |
オナガメジナ | 1匹 |
アイゴ | 3匹 |
ハコフグ | 3匹 |
イシダイ(サンバソウ) | 2匹 |
ササノハベラ | 2匹 |
ニシキベラ | 2匹 |
キタマクラ | 1匹 |
カサゴ | 1匹 |
結局、小さいメジナはしゃぶしゃぶに。
大きめのメジナは皮目を炙った刺身に。
サンバソウは刺身にした。
サンバソウはまろやかな甘味があり、上品で非常に美味。
メジナもサイズ関係なく、上品で高級なお味がした。(磯臭さはゼロ)
妻も「今までの中で1・2位の美味しさ」と太鼓判だった。
余談
ヨットの船団が通りがかったので、思わずパシャリ。
アオリイカの墨跡もチラッと見てみたが、黒々とした新しいものは少なく、時間が経ったようなセピア色のものが目立っていた。
やはり、もう数釣りは厳しそうだ。
自分のじゃないですが、写真に写っているゴミは、下のゴミ箱に持って行って捨てました。